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今月の音楽:"Girls Like Girls" -Hayley Kiyoko


ヘル・マンスを生き抜こう!というブログを書きました。今月を生き抜く音楽を紹介します。

Hayley Kiyokoの"Girls Like Girls"です。歌詞はこちら

Hayley Kiyokoは日系アメリカ人で、ディズニーチャンネル出身の女優であり歌手であり、映像ディレクターです。自身のMVのディレクションも手がける多彩な人。ブロンドのロングヘアに意志の強そうな眉毛が印象的な左利きのアーティスト。

「女の子が男の子から彼女を奪っちゃう話が憧れだったから」とこの曲を書き上げたヘイリー。

公開から3日で100万回再生を叩き出した新曲、"Feelings"ではヘイリー自身が街中で出会った女性に声をかけ誘惑するビデオを発表し話題を呼びました。コンセプトとしてはマイケル・ジャクソンの"The Way You Make Me Feel" と同じなのですが、その約30年後に、

My whole thing is, we see men pursuing women down the street all the time and calling a girl out and being like, "Hey, you cute. I want to date you." You know? Like, "Whatchu up to?" Why can't I do that? I'm a girl, why can't I be that as well? That's how I feel inside, so it's like, why can't I show it?

「よく街中で女の子を追っかけて『なあかわい子ちゃん、デートしない?』ってナンパしてる男をよく見るじゃない?私は女の子だけど、私も同じように感じている。じゃあなんでその感情を見せちゃダメなの?私もあのナンパ男みたいに、女の子に声をかけちゃダメ?いいでしょ?って」いう理由でこういうMVが誕生するなんて、本当に嬉しい。これが2017年だ!

彼女は自身のセクシュアリティについて明言はしていませんが、女性が好きな女性であるということはインタビューなどでも語っています。

Two years ago on a rare rainy day in Los Angeles, in a songwriting session with Owen Thomas and Lily May Young, I was venting my frustration about my music not connecting the way I wanted it to. Lily looked me in the eye and asked, “Tell me something nobody knows about you, something you are afraid to sing about?" I immediately thought, well I like girls and that's what I want to sing about, but even then I struggled to say it out loud. Finally, I told Lily that I always say “you" and “them" and never the pronoun “her" in all my songs because I was afraid it wouldn't connect.

「うまく歌詞が書けなくて、イライラしていたとき、リリーが私の目を覗き込んで『あなたが今まで、歌ってこなかったこと、誰も知らないあなたについて教えて。それについて歌うのが怖かったものについて』と聞いてきた。私はすぐに、ああ、私は女の子が好きで、それが私の歌いたいことだけど、うまくそれを大きな声で言えずにいたな、と思った。やっと、私はリリーに、私は歌詞の中で『あなた』とか『あの子』とかっていう言葉を使って、『彼女』という言葉を使わなかったことを伝えた。それで曲がうまくいくかどうかが心配だった。」

But the problem is you feel like you can't share these true feelings with anyone for fear of outing yourself and facing judgement. So you struggle. And feel alone. Growing up, there were some [out] celebrities who were much older than I was and I wondered if I had to wait until then to be happy. I didn't have role models who I could relate to at the time, where I could think, if they can do it, I can do it.

「(女性に恋をすることで)問題は、自分自身をさらけ出して誰かにジャッジを下されるのが怖くて、その恋を誰にも話せないこと。だから迷い、孤独を感じる。子供の頃、カミングアウトしている芸能人は私よりもずっと年上だった。だから、幸せになるためにはそれまでずっと待たなくてはいけないのかと考えていた。『あの人ができるなら、私もできるはず』と思えるようなロールモデルがいなかった。」

ロールモデルがいなかった、と語るヘイリーが、今やLGBTQコミュニティの、そしてアジア系アメリカ人のロールモデルとしてたくさんの人を勇気付けている姿は眩しい。

今月は色々HP削られるイベントが多いと思われますが頑張って生きましょう!

About Us

武蔵野美術大学内でもやっと活動しているグループです。月一の映画会と週一のランチ会、ワークショップ、展示など。

​全人類歓迎。

のんびりと。

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