今月の音楽: "Heart Attack"-츄 (LOONA/Chuu)
- mimi
- 2018年1月6日
- 読了時間: 3分
あけましておめでとうございます!今年はもっとリアルな活動をして行きます!
2018年一発目の今月の音楽はLOONAというK-POPグループの"Heart Attack"を紹介します。
LOONAというグループは今まで知らなかったのですが、「LGBTQの愛を表現したK-PopのMVが賞賛を浴びる」 (英語よ)というハフポストの記事を正月早々読んで一気に好きになりました。
もういいから見てくれとしか言えないのですが、簡単にMVの内容を説明します。
前髪のある女の子(Chuu)がワンレングスの女の子(Yves)をチラチラ見つめたり、こっそりカメラを向けたり、少しずつバスで席を移動し彼女の元へ近づいたりするものの、彼女がこちらを向くとパッと反対側を向いて知らぬ顔。そんな中、Yvesが視線に気づき、こちらを見つめながらニヤッと微笑み、ChuuのハートはYvesが放った矢に射抜かれる…というストーリー。
韓国語がわからないので英訳された歌詞のサビ付近を日本語訳しました。精度は落ちますが雰囲気はこんな感じ。
あなたの前では胸がドキドキする
すべてあげるよ、私のハートも
間違いなくあなたは私の運命の人
キラキラ光って胸がいっぱいになる
これが「恋に落ちる」っていう感覚ね
私の真っ白な心をあなたは真っ赤にしてしまった
一日中あなたのことを考えちゃうの
ずっとずっと
すごい………!普通にラブソングだ……!!!!
先ほど紹介したハフポストの記事によれば
The video doesn’t explicitly mention that the pair is together or that either of them identifies as LGBTQ. Still, fans have taken the chemistry between the two, along with shots of Chuu working to get her bandmate’s attention ― and their closeness near the end of the clip ― as evidence of their love in the music video. The clip’s YouTube description also mentions that the single is about Chuu’s “desire to be loved by Yves.”
この動画ではこの二人が、またはこのうちの片方がLGBTQであると自認しているとはっきりは描かれていません。しかしながら、ファンはChuuがYvesの気を引こうとしているシーン−−そして終盤のふたりの距離感からそれらがふたりの愛の証拠だと、このふたりのケミストリーを感じ取っています。動画の説明欄でも「Yvesに愛されたいというChuuの気持ちについての曲」であると説明されています。
With LGBTQ love rarely seen in the K-pop industry, fans took the video as a monumental statement.
K-Pop産業ではLGBTQの愛がほとんど描かれません。なのでファンたちはこのビデオを「記念碑的な表現」だと捉えています。
とのこと。
確かに、韓国は特にLGBTQについて保守的で、軍内の同性愛者を処罰したり、プライドパレードが妨害されたり、という気持ちが暗くなるようなニュースも多かったのですが、K-Popという韓国を代表するエンタテイメントでこういう表現が出てくることで勇気付けられる人は韓国国内だけでなく世界中にいるのではないかと思います。いいぞもっとやれ!
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